京大合格を夢見た一浪の日記。2020

現役時に京大に落ちて河合塾で浪人の末、無事合格しました。これから浪人をされる方や、浪人をしている方の参考になれば嬉しいです。河合塾、栄冠寮の内面を赤裸々に綴ったつもりです。今までありがとうございました!

4月8日(エクシ春講英語開始)

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寮長が朝の放送をするときは、三分くらいおはようミュージックを流したあとで朝ご飯ができましたと言うので、朝起きてから朝ごはんまで少し時間があって余裕を持って朝ごはんに行けますね。

今日は9時半から英語の刀禰(とね)先生の授業があるので、朝から河合塾に行ったのですが、榮冠寮の目の前の公園の桜がほぼ満開でした。桜は少し散りかけが一番美しいですね。古文でもよく言われますが、桜は散るからこそ美しいのです。何事も限界があるから、それまでの時間を大切にする(人間も寿命があるので限られた時間をより良く生きようと頑張るわけですね)。一昨日くらいから公園では近隣の人が花見に来ており、大人子供合わせると60人以上はいたと思います。大学生や老夫婦やお母さん三人とその子どもたち、ホームレス、外国人と日本人でパーティーしてたり、テント張ってる人がいたりと、最近の公園は少しカオス状態です。そのカオスの中を斜めに突き抜けて登校するのも、また一種の快感で毎日の密かな楽しみとなっています笑。

刀禰先生は少し真面目そうな髪が殆どない眼鏡かけたおっちゃんでした。でも、目はとても輝いていて解説も力が入っていて、全力で授業をしてくれていると感じました。途中途中に必ず雑談を入れて、生徒の集中力を保つようにしているのも素晴らしい。その雑談の中で聞いた話をいくつか紹介します。まず、刀禰先生はエクシードの1期生からかれこれ10年以上エクシードを担当しており、その中でまだ1回もクラス全員合格を達成したことがなく、来年こそは全員合格させてやろうと意気込んでいました(今年は全員行けるかな、と思ったら数人落ちてしまったようです)。先生自身は毎年その話をしているのかもしれませんが、声に心がこもっていて、本当に生徒のことを考えてやっているんだなあと感心しました。あと、先生は京大オープンのチーフも務めており、色んなところから情報が入ってくるらしいのですが、その中で僕が驚いたのは、東大は現役と浪人の成績の差がゼロだということです。本当に全くのゼロだそうです。その点、京大は浪人したらちゃんと伸びるので浪人に優しい大学だと言っていました。東大は厳しいなあ。。

今日の授業で扱った英語と英作文は結構できたので満足でした(エクシード内でも平均点はあるはずです)。それでも解説では今まで知らなかったことを次々と教えてくれ(例えば、socialという単語は「社会的」と訳すのではだめで、「対人」のニュアンスを抑えなければならないなど。ちなみにsocialは今年の京大でカメラ付き携帯のsocial useについての自由英作分が出て、socialだから記憶の保存とかはだめで絶対にSNS等他者に発信するカメラの社会的な使い方を述べなければならないなどの論争が起こっていました)、本当にためになる授業でした。普通一度すらっと読めた英文から学ぶものはあまりないのですが、刀禰先生は細かい訳出の仕方など、本当に多くのことを教えてくれます。一学期は刀禰先生の授業は週1で、二学期になると週3であるらしいです。自分の英語力はほぼ頭打ちかもと思っていましたが、まだまだ伸ばせそうなので良かったです。

今日の晩ごはんのハヤシライスと一緒に出てきたサラダにきゅうりめっっちゃ入ってた。。。輪切りにしたやつ積み重ねたら親指の爪1.5個分くらいの高さになりそう。。この寮はきゅうりが好きみたいでしょっちゅう出てきて(2日に一回くらい)前よりはきゅうりに耐性がついてきたので、この一年でなんとか克服したいと思っています。

それではまた明日。