京大合格を夢見た一浪の日記。2020

現役時に京大に落ちて河合塾で浪人の末、無事合格しました。これから浪人をされる方や、浪人をしている方の参考になれば嬉しいです。河合塾、栄冠寮の内面を赤裸々に綴ったつもりです。今までありがとうございました!

4月5日(これは何

今日もおはようミュージックで目覚めました。朝のアナウンスの中で、今日はシーツ交換の日だと知ったので今のシーツを一階に持って行って新しいものに取り替えました。布団をシーツに入れるコツがわかってからは結構うまく行くようになったので良かったです。

朝ごはんはXと一時間近くかけて食べました。面白い話をたくさん聞いたのですが、書き出すとキリがないので割愛します。

朝食後はXと淀川の河川敷を歩きに行きました。この辺って津波来たら一瞬でやられるんだろうなあ。せっかく河川敷に来たんだから走ろうということになって少し走ってみましたが、僕もXも同じくらいの体力しかありませんでした。Xは二年ぶりに走ったと言っていました笑。そう言えば書くのを忘れていましたが、昨日も晩ごはんを食べるときXと話しすぎて、7時10分から英語の授業が始まるのに寮を出たのが7時5分で、食べ終わってすぐに全力で走りました。そのときは緊急事態だったので走ってもお腹が痛くなりませんでした。授業に無事に間に合い、河合塾に行くには最悪五分前に寮を出ればいいとわかったので良かったです。(もちろん毎日ゆとりを持って登校しますが)

散歩から帰ってきたら九時半で、そこから13時半まで寮の自習室で勉強しました。現役のときは何回考えてもわからずに捨てていたような難しい数学の問題が解けるようになって、早くも成長を感じています。

そこから少し休憩して、2時からは自室でサクセスクリニックの復習をしました。それもすぐに終わったので、そのあとはずっと日本史の本を読んでいました。日本史のなぜと流れがわかる本、という本で、初学者向けに平易な言葉で書かれていて、とても分かりやすかったです。ただ内容自体は少し薄めだったので、そこは自分で教科書等を読んで補っていこうと思います。
最近は英数をずっとやって、疲れたら歴史の本を読んで休憩するという流れで勉強しています。この方法だと飽きずに一日中勉強できるので、しばらくこれでやってみたいと思います。

晩ごはんは、珍しく(というか初めて)あまり美味しくありませんでした。おかずがやたら質素で不思議に思っていたら、お米が炊き込みご飯だったのですが、味が薄くあまり炊き込みご飯の良さがありませんでした。また副菜のさわら的な魚も弁当によくある魚の味がしてイマイチでした。でも、食事をしながらXの哲学論が結構聞けたのは良かったです。
人間はすべてのことを言葉を用いて考えるから、根底にある言葉を用いた学問こそが全てに通じており最も学ぶ価値がある(自分はそれを哲学と総称する)。また、すべての物事は「精神の至高」という一つの道に通じており、人間は意識的にせよ無意識的にせよ皆そこに向かって生きているものである(例えば、絵を描くことにせよ誰かと喋るにせよそれらは程度の違いはあるもののすべて精神の至高に通じている、ただし言葉を用いるもののほうがより高位に位置している)。見識を深め様々な経験を重ね、最終的に精神の至高にたどり着くことを己の人生の目標としている。
彼の言っていたことは要約するとだいたいこんな感じです。最初は僕の頭は???だらけでしたが、彼の主張は一貫しており、質問にも全て答えてくれるので、少しずつ理解できるようになってきました。(共感は全くしませんが笑)
こういう自分の全く知らないジャンルの人に出会うことが、自分をより豊かにしてくれるし、人生をより面白いものにしてくれるのだと思います。

明日はいよいよエクシードの授業があります!寮の中に京大文系エクシードの人が何人いるのか気になりますね。積極的に話しかけて友達になりたいと思います。

最後に、、今朝ふとトイレのドアの上の部分が気になったのですが、これは何を目的に付けられているのでしょうか?トイレのドアを開いたままロックするようなものではありませんでした(その機能はドアの内側についていました)。我が家の知識人の皆さんで、ご存知の方がいらっしゃいましたら下のコメント欄で教えていただけると幸いです。

それでは、また明日。f:id:kyo5281:20190522074645j:plain