京大合格を夢見た一浪の日記。2020

現役時に京大に落ちて河合塾で浪人の末、無事合格しました。これから浪人をされる方や、浪人をしている方の参考になれば嬉しいです。河合塾、栄冠寮の内面を赤裸々に綴ったつもりです。今までありがとうございました!

基礎シリーズ終講、そして夏が始まる。(7月10日

今日は基礎シリーズ最終日です!!!

4月半ばから始まった基礎シリーズも今日でとうとう終わりや!


この三ヶ月、早かったなあ🤔🤔🤔

 

水曜の最初は木下先生の英語表現!


キノピーの授業はネイティブの感覚を掴むことを目標に、受験英語を超えた細かいニュアンスの違いをたくさん教えてくれました。


英作文って基本印象採点だと思うから、「こいつわかっとるな🤔」って採点する教授に思わせたらこっちの勝ち。


微妙なニュアンスの違いを表現できる圧倒的英語力を身につければ、自ずと合格は向こうの方から寄ってくると思います。


ニュアンスの違いの具体例を一つ紹介すると
木下先生のプリントを引用していますが、

It is natural that she should be angry.

It is natural that she is angry.


の違いとかね。


上は「彼女が起こるのも無理はない!怒るのは当たり前だ!」(主観的)


下は「彼女が起こるのは当然のことです。」(客観的)


といった意味になります。


説明はちょっと書くのがめんどいから省略させてね😁

 

英語は言語なので、なぜそのようなルールなのかは考えても仕方ありません。


これは完全に「知っているか知らないか」の問題です。


僕も木下先生に教わらなかったら、上のような知識は死ぬまで知らなかったと思います。


このような差異を教えてくれる先生が全国にどれだけいるのか。。


教えてくれる先生に会えるかどうかが全てなので、会えた僕は本当に良かった😆


最後に木下先生は、クラスの人全員に紙を配って、そこに英語や夏のことに関する質問を好きなだけ書いてもらって、それを回収して目の前で生徒の疑問に答えるコーナーを設けてくれました。


先生の人柄が滲み出た、優しく、そして熱い話でしたね😆

 

 

次は数学〜〜

毎週水曜日は数学③という、二次関数や微積、証明問題といった、最も地味だけど最も大切な数学の分野に関わる授業でした。


朝田先生が真っ赤のズボン履いて出てきたときにはびびったなあ😅


結局最後までその理由には触れられませんでしたが😅


授業はいつも通り、自分は半分くらいしかわからんかった😅


ひたすら復習せんといけんなー


朝田先生の板書を10分くらい見つめていると、はっとなって理解できることがあるので、気長に頑張ろう。


基礎シリーズの最後の授業だけど特に夏の勉強法とかの話はせず、「悔いのない夏をお過ごしください😁」とだけ言って去って行ったのが、朝田先生らしさを感じたね。

 


朝田?すごいよね。
発想、計算、論理、隙がないと思うよ。


だけど、おいらは負けないよ!!

 

 

続いては英文法〜


文法力こそが英語力の源だと河合塾に来て気付かされました。


フィーリングで訳していた時代はもう終わりです。


これからは基礎シリーズで習った知識をフル活用して、知識と経験に裏打ちされたミスのない和訳を作っていきます!


副詞のtheとか、中学校から英語習ったけど6年間一度も聞いたことないし。。。

 

一年間受験生をして思ったこととして、受験英語って何かと暗記に頼りがちなんですよね。


9割の受験生はなぜそうなるのかも考えず機械的に覚えてます。


例えば

A whale is no more a fish than a horse is.
(馬が魚でないのと同様に鯨も魚ではない。)

I like him all the better for his faults.
(私は、欠点があるからいっそう彼が好きだ。)


とかね。

 

ここの no more than がなぜこの訳になるのか、all や theの文法的役割は何なのか。


僕が現役生のときは、これはそういうものだと思って何も考えず丸暗記してました。


でもそれだと形を変えられたときに対応できないんだよね。


この例文にしか通用しない知識になっちゃう。


このような受験生の理解の穴を、トップレベルの大学は全力で突いてきます。


この穴の存在に気づけたのが大きいし、その穴を河合塾の授業で埋められたのも良かった。


当たり前だけど、割と教育って、教える人次第というか、先生とのめぐり合わせで結構な部分が決まると思います。


刀禰川口中尾木下の四人の先生に会ってなかったら、今頃自分はどんな英語の勉強をしてたんだろう🤔と思うとちょっと怖くなるね。


お父さんお母さんに高いお金を払ってもらっただけありました。


いい先生たちに出会えて、本当に良かった。。

 

 

 

僕の基礎シリーズを担当してくれた
数学の朝田、川崎先生
古文の松尾先生
日本史の宮本先生
英語の刀禰、川口、中尾、木下先生

基礎シリーズの間本当にお世話になりました。


完成シリーズもよろしくお願いします。

 

 


夜は寮で去年の先輩たちが残した参考書の大放出祭があった!!


自分は、世界史の見取り図中巻、駿台竹岡先生の英作文の本、鉄壁、センター数学のデータの分析の本など、今欲しかった本がほぼすべて手に入りました😁😁😁


いやーー、、、ありがたいわほんと。。。


自分も来年受かって、使った教材を後輩たちに托していきたいね。


臓器移植に例えるのはさすがにちょっと重いけど、それと同じように、持ち主が変わっても僕の愛用した教材はきっとどこかで誰かのためになると信じています。

 


まぁ、俺のボロボロの資料集(二回水没を経験、表表紙裏表紙なし)とか誰も使いたくないか😁😁😁

 

 

 

それでは、また明日。